火山の息吹を感じながら山道を登ると、阿寒カルデラと湖、原始の森が一望できる。眼下に広がるパノラマは、登った者だけに許されるご褒美。
阿寒カルデラを見下ろすようにそびえる雌阿寒岳と雄阿寒岳。
百名山のひとつに数えられながらも、知床の羅臼岳や斜里岳と比べると阿寒三兄弟の末っ子と呼ばれ、親しみやすい山として知られています。
とはいえ、そこは活火山。登山道を進むごとに、森と火山の表情が目まぐるしく変わっていきます。
アカエゾマツの純林を抜け、やがてハイマツ帯へ。9合目を過ぎると、爆裂火口のダイナミックな景観が目の前に迫り、火山ならではの力強さを感じさせます。
花の多い山ではありませんが、7月には雌阿寒フスマや雌阿寒キンバイなどの高山植物が咲き乱れ、火山と花々のコントラストが登山者を迎えてくれます。
ルートはオンネトー側から2本、阿寒湖側から1本の往復ルート、そして体力に応じて選べる縦走コースも。雌阿寒岳は比較的登りやすい山ですが、雄阿寒岳はよりハードな挑戦を求める人に応えます。それでも知床の山々に比べれば穏やかで、どちらの山頂からも阿寒カルデラの温泉街と森が見下ろせ、人と自然の優しい関係を感じることができるでしょう。
登りきった先に広がるのは、大地の鼓動をそのまま抱きしめるような圧巻のパノラマ。阿寒の山々は、訪れる人に火山と森と湖が共に生きる物語を静かに語りかけてくれます。
- ツアー名
- 登山ガイドツアー
- ガイド会社
- イ・モシリ
- 料金
- 山域によって変動
※名以上1名様ごとに33,000円(税込)
- 所要時間
- 山域によって変動
- 催行期間
- 山域によって変動
- 対象年齢
- 山域によって変動
このほかにも、阿寒湖でお楽しみいただける多彩なアクティビティをご用意しています。
詳しくは、カスタムメイドページよりお気軽にお問い合わせください。

